IELTS vs TOEFL

この記事では、TOEFL94~101、IELTS7.0を目指した場合の比較をします。

 

このスコアは以下サイトの換算表(TOEFL 94~101 = IELTS 7.0)を基にしています。

www.ets.org

 

まず結論ですが、特段理由がない限りIELTSをお勧めします。

巷で言われている一般論としても、個人的な体感としても、IELTSの方がスコアメイクしやすいです。

 

主な理由は以下の通りです。

 

①リスニング力がTOEFLほど問われない

TOEFLはライティング、スピーキングでもリスニング力が問われます。(正確に言うとIELTSスピーキングもリスニング力は問われますが、短文の質問ですし面接なので聞き取れなければ聞き返せます。)

もし、リスニングが苦手であるなら圧倒的にIELTSをお勧めします。

 

②Overallの計算の仕方

IELTSではOverallのスコア計算の際に、0.5スコア刻みで一番近いスコアに切り上げ切り下げが発生します。

例えば、全セクションの単純平均が6.25だった場合は切り上がってOveall6.5に、6.125だった場合は切り下がって6.0になります。

つまり、7.0を取る場合は単純平均6.75でいいと言うことになります。

 

一方、IELTSの方がやや難しいなと思う点はリスニングの試験で、単語のスペルを正確に書く必要がある点です。せっかく聞き取ってもスペルミスは0点になります。

TOEFLは選択問題なのでその点は有利です。

 

 

また、IELTSを選ぶ際の注意点として、IELTSを受け付けない米国の大学がある点に注意しましょう。

私の経験上は20校ほど調べて1校だったので、それほど気にする必要はないと思いますが、事前に志望校の要件は確認しておきましょう。

 

また、IELTSの方が要件が厳しい大学も存在しますので、そこも事前に確認しておきましょう。(例えばTOEFL100、IELTS7.5等)